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焦らす

2014.10.18 20:39|供養
どうなるの!なところで、止めて消えます(^q^)
すみません/(^o^)\

自分の嫌いな人が、みんな嫌いとは限らない。
その逆もまた然り。
世の中そういうものですね。
世知辛い。

しばらく消えるので、書きかけの中途半端な小説を続きに投下しておきます。
続ける予定もない、ほんと中途半端なシロモノです。すみません。
供養のために晒します。

【転生したら鉞担いだ女になってた】

みなさんは、異世界転生と聞いたら何を思い出すだろうか?
乙女ゲームの世界に転生して、イケメンに迫られる?
それとも、周囲のヤンデレ化を防ぐために奔走?
はたまた、モブ転生だったはずがいつの間にかメインストーリーに巻き込まれる系?
もしくは、悪役や魔王に転生するのもアリかもしれない。

少なくとも、私はそんなことを考えた。
そして、前世の記憶は赤子の時から持っているか、主要キャラに出会った時に思い出すのがセオリーのはず。

よもや、自分が、鉞(まさかり)をぶん回してスライムを叩き切ってる途中で前世を思い出すなどとは夢にも思わない。
何が切っ掛けで思い出したのかすら、さっぱりだ。

「いやああああああ!」

目の前に迫り来る軟体動物にあらん限りの悲鳴を上げて、引っくり返ったことを誰が責められるだろうか。
私は悪くない、決して悪くない。
悪いのは急に浮かんできた前世の記憶である。

手に持っていたはずの鉞が、どさりと地面に落ちた。
スライムが私を飲み込もうと、大口を開けて飛びかかろうとしている。
あぁ、もうだめだ。
前世の記憶を思い出したばかりに、今世はここでスライムに食われてジ・エンドである。

「この馬鹿!」

背後から焦った声が聞こえて、次いで早口な詠唱が飛ぶ。
真っ直ぐに突っ込んできた氷の矢がスライムを貫き、一瞬で凍りついた。
そして、ぱきん、と小さな音を立てて粉々に砕けていく。

私は身を強ばらせたまま、ゆっくりと振り返った。
そこには、幼馴染みのエルフが虫けらを見るような目でこちらを見下ろしている。
怒りからか、苛立たしげに長い耳が愛らしくぴこぴこと動いていた。
ここで可愛いなどと言おうものなら、鉄拳制裁が待っている。

「何してんの。早く立つ!」
「ひぃ!すんません!」

私は震える足を叱咤して、エルフ様のお怒りを鎮めるために踏ん張る。
けれども、中々どうして人生とは上手くいかないものだ。
私の頑張りは無駄に終わり、べしゃりと地面に再び腰を打ち付けた。
あ、ダメだ。
幼馴染み様の顔が般若と化している。

「ごめんなさい、ごめんなさい、何でもしますから、街まで抱えて帰ってください、神様仏様エリオット様」

土下座した私の上で、盛大なため息が聞こえた。



抱えて帰ってくれと頼んだが、まさか俵担ぎされるとは夢にも思わなかった。
普通さ、お姫様抱っことかさ…。
なんてことを、エルに期待しても無駄なことはわかりきっている。

「ぐぇ…エル、肩がお腹に食い込んで痛い」
「落とすよ」

私の身体を左に担ぎ、私の鉞を右手に持っている俺様何様エリオット様は細い割に力持ちだ。
前世の記憶を思い出したショックで、大混乱を起こし、スライムごときにやられ、エルに助けられてしまった。
この借りは高くつくに決まっている。
後で何を要求されるか分かったものじゃない。

別に、前世を思い出したからと言って、今世の記憶が吹っ飛ぶ訳でもなかった。
ただ、私はこの世界で生まれる前は、日本というところで暮らして、女子高生をしていたらしいというのを知っただけだ。
いつ死んだのか、何が原因で死んだのかすら、不明である。
そして、この世界を小説や漫画、ゲームで知っていたという訳でもない。
全くもって、無駄知識も良いところだ。

「全く…。ランク1のスライム討伐に失敗するなんて、恥さらしも良いところだ…。これから、ギルドで仕事回して貰うのは無理かもしれないね」
「え?!困る!それは困る!」
「誰のせいだと思ってんの?」

丸っと自分のせいであることは自覚している。
反論など、できるはずもない。
仮に反論したとしても、皮肉屋で毒舌なエルに勝てるはずもなかった。

私とエルはパーティーを組んで、ギルドの依頼をこなす、その日暮らしをしている。
とは言え、つい先日、王都に流れ着いたばかりなのだ。
田舎で木こりをしていた父と私。
そして、森に住んでいたエリオットとその家族。
ご近所さんだった私達は、同じ年の友人が他にいなかったので、いつも二人で一緒に遊んでいた。
エルフというのは、青年期になると成長が止まり、長生きする生物らしく、エルと私は同じように年を重ねている。

そうして、のんびり森でスローライフを楽しんでいたのだが、私はその生活に飽きた。
もっと華やかな生活がしたい、と父に啖呵を切り、喧嘩別れも同然で、手に馴染んだ鉞一本担いで飛び出してきたのだ。
いや、我ながらね、考え無しだとは思うけどさ。
反抗期だったんだよ、反抗期。
見兼ねたエルが来てくれなかったら、絶対王都に辿り着く前に死んでたと思うし。
そんなこんなで、私の我儘に付き合う形で、エルは一緒にいてくれるのだ。

「だいたい、なんで急に悲鳴上げて、固まってたの?さすがのナナでも、スライムくらいは倒せるよね?」

そう突っ込まれて、私は何て答えようか迷いに迷う。
前世の記憶を突然思い出したなどと言えば、本気で頭を疑われてしまう。
エルの中で、私は虫けらから汚物まで成り下がるはずだ。

「なんといいますか、間が悪かったというか…」
「あのスライム、別に特別な魔術とか使ってなかったよね?何かされたの?」
「いえ、ちょっと、別な事情があっただけです…」

言葉を濁した私に、エルはそれ以上何も聞かなかったが、何を考えているかくらいはわかる。
こいつ、いつにも増して馬鹿になってるとか思っているに違いない。
エルの肩に担がれながら、私は盛大にため息を吐く。
前世の記憶なんか、これっぽっちも必要ないのに。
前世と今世で黒髪黒目のつるぺたな容姿がほとんど変わっていないという悲しい事実と、菜々とナナで全く代わり映えしない名前をしているということが分かっただけだ。

「ため息つきたいのはこっちなんだけど」

ごめんね、エル。
でも、怒りに身を任せて私を落としたりしないでね。



王都には、様々な種族が集まっている。
人間の数がやはり多いけれど、エリオットのようなエルフも結構うろちょろしているのだ。
獣人や、妖精なんかは良く見かけるし、珍しいところでは竜人もいたりする。
建物も私が住んでいたような掘っ立て小屋があるはずもなく。
石造りのファンシーな街並みが続いているのだ。
そう!これこそが!私の求めていた華やかさ!
街を歩いているだけで、わくわくするよね。
前世を思い出したせいか、遠い昔にテレビで見たヨーロッパの街並みにそっくり、なんて感想を抱いてしまう。

なんとか足腰が立つようになった私は、背中に鉞を担いで、エルの後ろを必死について歩いて行く。
はぐれないように手を握ろうとしたら、ものすごく嫌な顔をされたので、服の裾を掴むという最大限の譲歩をしてやった。
昔はよく手を繋いで歩いたのにな。
月日の流れは残酷だ。

私達が所属しているギルドは、街の中心にある大きな建物を丸々一つ所有している。
一階は酒場と仕事の紹介窓口があり、二階から上はギルド員が寝泊まりする場所なのだ。
寮みたいなものだと思えば、分かりやすいかもしれない。
私とエルもギルドの本拠地内に一緒に住んでいるのだけれど、結構賑やかで楽しかったりする。

「おう、帰ってきたか、鉞女!」

着いて早々、随分と腹の立つ挨拶が出迎えてくれる。
言い放った張本人は、ジョッキを片手に赤ら顔で大笑いしていた。

「どうも、ただいま、この酒樽!」

大変不本意ながら、なぜだか私は鉞女などという不名誉なアダ名がつけられている。
いや、見たまんまなんだけどね。
鉞担いでるし。
田舎で育った私は、鉞を振るうのに何の躊躇いもなかったけれど、都会では違うらしい。
女の子は細身の剣や、薬品、鞭などを武器に選ぶのが普通なのだと。
生まれてこの方、毎日薪を叩き切ってきた私には、そんなものが武器になるなどと思いもしなかった。

酒樽を尻目に、エルと連れ立って、仕事の報告に窓口に向かう。
失敗することなんて、珍しくもないし、別に問題は無いのだけれど、まぁ、なんというか、あまりにもレベルの低い仕事を失敗した気まずさはある。
何を隠そう、スライム討伐は最低のレベル1以下の仕事だと言われているくらいだ。
私が腰を抜かさなければ、あのまま続行してもよかったのだけれど。

「おかえりなさい、ナナさん、エリオットさん」

窓口のイケメン受付員、ノエルさんが微笑んでくれる。
あぁ、もう、これだけで帰って来た甲斐があるってものだ。
真っ白な陶磁器のようなすべすべのお肌に、はちみつ色の髪の毛。
切れ長の目は海のように深い慈悲の青色。
天使か。天使だろう。彼は妖精族だけど。

うっとりと鼻の下を伸ばしてノエルさんに見とれていると、エルに容赦なく足を踏まれた。
こいつ…ブーツの踵で踏んできやがった…!
恨みと怨念を込めた視線を向けるが、本人はどこ吹く風。
飄々とノエルさんに報告をしている。

「すみません、この度の依頼ですが、失敗に終わりました」

ノエルさんは、目をぱちくりさせて、一瞬黙りこむ。
いや、ね、うん。
スライム5匹の討伐に失敗するギルド員なんて、他にいないよね。
恥ずかしすぎて、私は身体を小さくしてエルの後ろに隠れる。

「かしこまりました。それでは、そのように処理しておきますね」

あぁ、さすがはノエルさん。
顔色ひとつ変えない。
天使のように微笑んで、さっと片付けてくれる。
討伐期限が今日じゃなければなぁ、と愚痴ったところで仕方がない。

ーーーーー

という感じの話。
よくある設定で書いてみようと思ったけど、挫折しました(^q^)
ナナは猪突猛進型のちょっとお馬鹿な女の子。
エリオットはツンデレ系幼馴染み。
冷たい態度を取るのは、照れているからです。
ちなみに、ナナと一緒に都会に出てきたのには、寿命を伸ばす薬を見つけてナナに飲ませ、伴侶にしようと思っているからです。
親切でついて来たわけでは無い。

酒樽は脳筋剣士。
女遊びが激しい、典型的なダメ男。
今後、ナナとエルだけでは手に負えなくなった仕事に一緒についていくことになる。
猪突猛進型なので、ナナと気が合う。
そして、エルが嫉妬する。

ノエルさんはギルドの癒やし担当。
ナナが目をハートにして話をするので、エリオット的には事務的な会話ですらして欲しくない。
ノエルさんはナナには全く気がない。残念。

前世の記憶を思い出すのは、命の危機を感じた時。
この後、ヤンデレが出て来る予定だった。
前世から追いかけてきたストーカー男。
この男から逃れるために、ナナは前世を思い出したのであった。
同じ轍を踏まないように、ヤンデレを全力回避、退治する流れ。
エリオットはもちろん、殺されそうになります。かわいそ。

とここまで考えて、あまりにもな内容だったのでボツ/(^o^)\
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Author:りきやん
細々と物書きを続けている人。

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